緊急避妊法(モーニングアフターピル)


緊急避妊が必要になるとき

緊急避妊とは、セックスが終わった後に妊娠を防ぐ処置のことです。
妊娠を避けたいのに「セックスの途中でコンドームがはずれた。」「コンドームが膣の中に残ってしまった。」場合や、「うっかりコンドームなしでセックス&精液が漏れたかも・・・。」と心配になったとき、それから「レイプ被害に遭った」場合などがあります。



緊急避妊の方法

セックスがあってから、72時間以内に女性ホルモン薬・ピルを内服し、妊娠を防ぐ方法です。通常避妊にすすめられる低用量ピルではなく、濃度の高いピル(女性ホルモン)を2錠飲み、12時間後に同じ量を服用します。72時間以内であっても、できるだけ早い時間に受診されることをおすすめします。

また、2011年6月より、1回飲むだけのタイプの「ノルレボ」も扱っています。

費用は、診察、カウンセリング、お薬と処方料込みで5,250円(2回飲むタイプ)、または15,000円(1回飲むタイプ)です。




緊急避妊の効果

緊急避妊の薬を飲んだから100%の確率で妊娠が防げるわけではありません。2回飲むタイプより1回飲むタイプの方がより高い確率で妊娠を防げるという研究があります。その研究(Lancet 1998; 352: 428-433)は、2回飲むタイプの妊娠率(避妊に失敗する確率)が3.2%、1回飲むタイプの妊娠率は1.1%とされています。また、緊急避妊をしたからといって性感染症を防げるわけではありませんのでご注意ください。



副作用はあるの?

薬を飲んだ後にむかつきが現れることがありますが、多くの場合すぐに消失します。ピルは空腹で飲むよりも、食事や牛乳などと一緒に飲むとむかつきを防ぐ効果があります。当クリニックでは、緊急避妊ピル処方の際、むかつき止めの胃薬を同時にお渡ししています。



2011年6月10日
院長 谷口恭