水虫がはやっています!

 暖かくなってきたこともあり、水虫の患者さんが増えてきました。水虫はひどくならないうちに治療を開始することが大切です!! ここでは水虫攻略のポイントをお話します。


★ポイント1 水虫は春にやってくる!

 皮膚科の外来は3月から4月にかけて急増します。これは暖かくなって水虫が元気に育つ環境になるからです。家族に水虫の人がいる人やサウナやスポーツジムによく行く人は特に注意が必要です。銭湯などのマットには、かなりの確率で水虫が棲息しています。


★ポイント2 正確な診断がもっとも大切です!

 水虫にはかゆくなるものとならないものがあります。また、見た目も、ジュクジュクしたもの、カサカサしたもの、水ぶくれができるもの、赤くなるもの、茶色くなるもの、・・・、と様々です。一見水虫に見えて、実は別の病気ということもよくあります。この場合、間違った薬を塗り続けてかえって悪化することもありますので、まずは正確な診断をおこなうことが大切です。

 水虫の診断は顕微鏡でおこないます。水虫かそうでないかは、どんなベテランの医者でも顕微鏡を見るまでは確定できません。水虫かなと思ったら、まずは顕微鏡で診断をつけることから始まります。


★ポイント3 水虫は身体のいろんなところにできる!

 足の水虫が一番多いですが、体にできたり、股にできたり(いんきん)、頭にできる場合もあります。

 また、爪(特に足の爪)にもよくできます。爪の水虫の場合は、他の疾患と誤診しやすいので、顕微鏡での診断が他の部分よりも大切になってきます。


★ポイント4 水虫の治療は高くない!

 水虫の治療薬はもちろん保険が使えますから、それほど高くありません。気軽に受診するようにしましょう。下記は3割負担の場合の価格です。尚、当院ではジェネリック薬品を処方していますのでお安くなっています。


・顕微鏡検査(何箇所でも)       \500

・水虫外用薬(ケトコナゾール使用の場合) 1本\100

・水虫内服薬(イトラコナゾール使用の場合) 1日\170(程度にもよりますが数日間の服用で充分な場合がほとんどです)
 
 爪水虫の場合は、飲み薬が必要になることがあります。

・爪水虫内服薬(イトラコナゾールの場合) 1日400mgを1週間続けて3週間休みます。これを合計3回おこないます。
                  1週間で\4,730

・爪水虫内服薬(塩酸テルフィナビンの場合) 1日125mgを3ヶ月から6ヶ月程度内服します。
                  1ヶ月で\1,750

注:薬の処方には処方代として150円程度別途必要になります。診察代は初診の方は820円、再診の方は370円です。尚、保険診療の場合、消費税はかかりません。


2007年4月6日
すてらめいとクリニック
院長 谷口恭