医療ニュース

2008年10月5日(日) 日本の赤ちゃんは睡眠不足?

 日本の赤ちゃんの平均睡眠時間は11時間37分で、16カ国(地域)で最短・・・。

 このような調査結果が発表され話題を呼んでいます。(報道は9月29日の共同通信)

 この調査は、ジョンソン・アンド・ジョンソン社の協力の下でおこなわれ、アジア太平洋地域を中心とする16カ国(地域)で実施されました。0歳から3歳児の睡眠時間などについてインターネット上でアンケートがおこなわれ、日本の約870人を含む合計2万8千人から回答を得ています。

 その結果、日本の乳幼児が床に就く平均時刻は午後9時18分、起床時刻は午前7時8分と中間くらいでしたが、昼寝が2時間11分と最も短く、夜泣きや授乳時間などを差し引いた1日の総睡眠時間は11時間37分で最短でした。

 参考までに最も長かったのはニュージーランドの13時間18分となっています。

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 では何時間眠ればいいのか、という疑問に答えるのはむつかしく、大人でもそうであるように最適な睡眠時間には個人差があります。しかしながら、日本の赤ちゃんの睡眠が最短で、最長のニュージーランドと1時間41分もの差があるのは気になります・・・

(谷口恭)