医療ニュース

2008年5月26日(月) 過労自殺は過去最悪、精神疾患は3割増

 2007年度に過労や職場のストレスが原因でうつ病などの精神疾患にかかり自殺(未遂を含む)した人が前年度を15人上回る81人にのぼり、2年連続で過去最悪になっていることが厚生労働省の調査で明らかとなりました。(報道は5月24日の日経新聞)

 また、自殺を含む精神疾患の認定者は268人で、これは前年比3割増しです。

 申請数をみてみると、2007年度の精神疾患の労災申請は前年度比16.2%増の952人となっています。一方、脳・心臓疾患の申請は前年比0.7%減の931人で、調査開始以来、初めて過労による精神疾患の申請が、脳・心臓疾患を上回ったことになります。

 精神疾患の労災認定者を年齢別にみると、30代が100人でトップです。以下、20代が66人、40代が61人と続きます。

 業種別では、「製造業」が59人で最多となっています。また、職種は医師やエンジニアなど「専門的・技術的職業従事者」が精神疾患にかかるケースが目立っています。

 認定された人のなかで、1ヶ月の平均残業時間が80時間以上だった人が111人です。一方、20時間未満も72人いましたが、厚生労働省は、「長時間労働だけでなく職場のいじめや過剰なノルマなどで精神疾患になるケースも出ている」と指摘しています。

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 すてらめいとクリニックを受診する「職場のストレスが原因で元気がない人」も、男性の場合は30代が多いといえます。(女性は20代に多いような印象があります)

 こういうケースはときに周囲の理解に乏しいことがあります。「最近、何かおかしい・・・」と感じるようなことがあれば、医療機関の受診を考えてみてもいいかもしれません。

(谷口恭)

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