医療ニュース

2008年6月6日(金) 出生率が2年連続上昇

 2007年の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産むと推定される子供の数)が2年連続で上昇し、1.34になったことが厚生労働省より発表されました。

 ただし、出生数は1,089,745人と、前年より約3千人減少しています。

 出生率が減少したのは、15歳から49歳の出産期の女性人口が減少したことが原因であり、少子化の傾向が変わってきたわけではなさそうです。

 出生数は2006年に増加となりましたが再び減少したことになります。

 死亡数は1,108,280人で、前年より約2万4千人増加しています。出生数から死亡数を差し引いた自然増加数は、マイナスおよそ1万9千人です。2005年に減少した後に2006年は増加しましたが再び自然減となっています。

(谷口恭)