医療ニュース

2009年4月22日(水) 近畿ではスギもヒノキも今月末までの見込み

 今年は、近畿、東海、中国、四国で花粉の飛散量が昨年の数倍にもなり、これらの地域の方々は花粉症で苦しまれたと思います。(関東北部や東北では例年よりも飛散量が少なかったようです)

 苦しみの原因であるスギとヒノキの花粉飛散は、例年に比べ1週間程度早く終息しそうです。近畿地方では4月下旬には終息する見込みですし、最も遅い東北や北海道でも5月上旬には終わりそうです。

 ただ、スギ、ヒノキの次にくるイネ科の花粉の飛散が既に一部で始まっているようです。

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 スギやヒノキほどではないですが、イネ科の植物(カモガヤ、ハルガヤ、オオアワガエリなど)の花粉に反応して鼻炎や結膜炎で苦労する人も少なくありません。イネ科の植物は、スギやヒノキにように遠くまでは飛びませんが、対策はしっかりとおこないましょう。

(谷口恭)