医療ニュース

2009年8月24日(月) またもやステロイド入り化粧品

 アトピー性皮膚炎が劇的に治る天然系の化粧品、実は高濃度のステロイドが入っていた・・・。

 数年に一度はこのような事件が報道されますが、最近も発覚したようです。

 警視庁生活環境課が8月19日、薬事法違反の疑いで東京都新宿区の化粧品販売会社「ラバンナ」(現イエス・オーケー)の元社長ら5人を逮捕しました。この会社が販売していた化粧品「NOATOクリーム」には高濃度のステロイドが入っていたそうです。(報道は8月19日の共同通信)

 この会社は、米国からこの化粧品約4万個を輸入し、およそ2万個を販売しています。自社ホームページのほか、情報交換サイトに第三者を装って「アトピーが完治した」などと書き込み宣伝していたそうです。

 国民生活センターには「生後6カ月の娘に使ったが、やめた後はガサガサで色素が抜けたようになった」「使うのをやめると、使用前より悪化した」といった相談が寄せられていたようです。

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 逮捕に際して、容疑者は「ステロイドが入っているとは知らなかった」と述べているそうです。「知らなかった」というのが本当とは思えませんが、このようなものの輸入を許可している税関には問題がないのでしょうか。

 今回の事件はアメリカで製造されたクリームですが、中国製の化粧品にステロイドが含まれていた、という事件もときどき起こっています。不正な表示をする海外のメーカーがなくなることはないでしょうし、逮捕された東京の会社のような会社(あるいは個人)がこれから出てくることもあるでしょうから、まずは税関での対策をしっかりしてほしいと思います。

(谷口恭)

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