海外に薬を持っていくときの注意点

◆海外に薬を持っていくときの注意点

注意として次のようなものがあります。どれも大切ですので一度目を通してみてください。

○定期薬は余分に持っていくこと。滞在期間プラス一週間くらいが目安。

○ぜんそくがある人は機内に発作時の吸入薬と、主治医と相談した上で必要あれば緊急用の内服ステロイドを何錠か持参する。

○酸素ボンベは機内に持ち込めないので事前に主治医に相談を。

○睡眠時無呼吸症候群の治療にcPAPを使用している人は事前に航空会社に報告しなければなりません。

○睡眠薬、抗うつ薬、精神安定剤などは国によっては持っているだけで罪になることもあります。必ずかかりつけ医に相談し、持参する場合は英文診断書を作成してもらいましょう。よく問題になるのが、米国(ハワイやグアムを含む)やカナダで所持が禁じられているフルニトラゼパム(ロヒプノールなど)、麻薬に指定されているトリアゾラム(ハルシオン)などです。また、米国の場合、FDA(アメリカ食品医薬品局)に直接メール(druginfo@fda.hhs.gov.)で問い合わせすべきこともあります。直接お問い合わせされてももちろんかまいませんが、当院をかかりつけ医にしている方は当院が代わりに問い合わせすることも可能です。

○できればすべての薬の英文の一般名(商品名ではダメです)を記載したメモを持っていきましょう。実物を見せても役に立たないと考えるべきです。また、1回何錠を1日何回飲んでいる、ということも分かるように英文で書いておきましょう。

○白い粉薬はそれだけで覚醒剤などの違法薬物を疑われます。主治医に英文証明書を書いてもらいましょう。違法薬物と間違われて空港で拘束されるということは実際に起こり得ます。

○医療用であったとしても麻薬の持参は英文診断書がないと持ち込めません。主治医に必ず相談してください。場合によっては即逮捕で重い罪に問われる可能性もあります。

○インスリンなどの自己注射をしている人は、それを証明する英文の証明書が必要です。