爪水虫の治療について

爪水虫の新たな内服薬が約20年ぶりに登場しました。また、爪水虫は飲み薬で治療するのが基本ですが、2014年に塗り薬「クレナフィン」が登場しました。高額であることから使用に躊躇する人が多かったのですが、2016年に発売となった「ルコナック」は比較的安い塗り薬です。ここでは、太融寺町谷口医院で実施している爪水虫の治療法を比較します。



〇治療法1 イトラコナゾール内服パルス療法(治療期間3ヶ月、薬価(3割負担)約6,800円)

1日8錠を7日間内服し3週間休みます。これを3回繰り返します。現在最も治癒率が高い治療法と言えます。ただし、同時に内服できない薬が多数あり、特に高齢者の場合は使えないことがあります。
 

〇治療法2 テルビナフィン内服(治療期間6ヶ月、薬価(3割負担)約5,400円)

1日1錠を約6ヶ月続けて内服します。イトラコナゾールに次いで治癒率が高い治療法です。この薬は肝機能障害のリスクがあるために最低一度は血液検査が必要になります。飲み合わせについては比較的制限のない薬で、他の薬剤を服用している場合にも使いやすい薬です。

〇治療法3 ホスラブコナゾール(ネイリン)(治療期間3か月、薬価(3割負担)約20,300円)

イトラコナゾール(治療法1)のように他の薬が併用しにくいわけではなく、テルビナフィン(治療法2)のように治療期間が長いわけでもないために、今後使用量が増えていくと思われます。ただし、薬価が高いこと、発売されてからの期間が短いことから、現在当院では積極的には勧めていません。
 

〇治療法4 クレナフィン(治療期間12ヶ月、薬価(3割負担)約41,130円)(治癒率17.8%)

1日1回爪全体に塗布します。1本で2週間もちます。添付文書には治癒率17.8%と記載されています。

参考:http://clenafin.jp/press.html

〇治療法5 ルコナック(治療期間12ヶ月、薬価(3割負担)約7,200円)(治癒率14.9%)

クレナフィンと同様、1日1回爪全体に塗布します。やはり1本で2週間です。14.9%という治癒率は添付文書に記載されている数字です。


参考:http://luconac.com/top.html


2018年10月12日更新
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2018/09/28

10月1日よりインフルエンザワクチン接種開始いたします。ワクチンの数には限りがあります。詳細につきましてはインフルエンザのページをご確認下さい。