医療ニュース

2009年3月17日(火) アジアでデング熱が蔓延

 アジアでデング熱が急増しているというニュースは、一昨年(2007年)から何度もお伝えしていますが、WHO(世界保健機関)が3月11日に正式な発表をおこないました。(報道は3月13日の共同通信)

 WHOによりますと、アジア全域でのデング熱による死者数は2008年には3,255人となり、2003年の1,202人に比べておよそ3倍にもなっています。

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 デング熱は軽症で済むことも多いですが、一部には出血して死亡する場合もあります。現時点では特効薬もワクチンもありません。予防が何よりも大切なことです。

(谷口恭)
参考:はやりの病気第60回「虫刺されにご用心」