医療ニュース

2009年4月4日(土) 2008年の自殺者またもや3万人超え

 警察庁は4月2日、2008年1年間の自殺者数について発表をおこないました。

 全自殺者数は32,249人で、2007年より844人(2.6%)減少していますが、1998年から11年連続で3万人を超えていることになります。

 人口10万人あたりの自殺者数を示す「自殺率」は25.3で前年より0.6の減少となっています。性別でみると、男性では前年より647人減の22,831人、女性は197人減の9,418人となっています。これらのうち、昨年に急増した硫化水素による自殺者数は1,056人です。

 都道府県別では、東京が最も多い2,941人で、以下、大阪2,128人、神奈川1,818人、北海道1、726人、埼玉1,653人と続きます。九州地方の全県を含め、全国29都府県で自殺者が減少する一方、北海道(前年比86人増)、長野(同80人増)、埼玉(同68人増)など大幅に増加した自治体も目立ち、18の道県で前年よりも自殺者が増加しています。

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 自殺者数の統計方法は警察庁と厚生労働省では異なります。(詳しくは下記の過去のニュースをご参照ください)

 各マスコミの報道では、自殺者数が2008年10月以降に増えていることから、不況の影響、とりわけリーマンブラザーズの破綻がきっかけになっているのではないかとしていますが、実際のところはどうなのでしょう。「自殺の動機」についてはまだ発表されていませんので報告を待ちたいと思います。

参考:2008年6月24日「警察庁の発表では自殺者が10年連続3万人超」

(谷口恭)

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