医療ニュース

2009年7月30日(木) スリランカ、デング熱が止まらない勢い

 世界的にデング熱が急増しているなかで、スリランカも今年になり急激に感染者・死者が増えているというニュースを最近お伝えしましたが(下記ニュース参照)、事態は相当深刻なようです。

 スリランカ保健省は7月27日、国内のデング熱による死亡者が223人、感染者が19,713に上ることを公表しました。(報道は7月29日の共同通信)

 2008年全体では、死亡者が85人、感染者が4,156人ですから、今年に入り急激に増えていることになります。保健省によりますと、感染は学生などの若者を中心に広がっているようです。

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 WHO(世界保健機関)は、世界の人口のおよそ5分の2に当たる約25億人がデング熱に感染する危険にさらされており、世界の感染者は毎年5千万人に達する可能性があると推定しています。

 日本のマスコミはほとんど報道しませんが、東南アジアにはチクングニヤと呼ばれる、やはり蚊が媒介する感染症があり、例えばタイでは今年14年ぶりの流行をみせており、すでに2万人以上の感染者が報告されています。チクングニヤは死に至る病ではありませんが、重症化すれば1年以上も発熱や倦怠感に悩まされることもあります。

 また、タイでは新型インフルエンザによる死亡者が65人となり(7月29日現在)、国民の意識がかなり高くなってきています。

 一方、一時はマスクなしで外出している人を見かけないほど盛り上がっていたこの国のインフルエンザに対する意識はどうなってしまったのでしょうか・・・。

参考:医療ニュース 2009年7月12日「スリランカのデング熱対策」

(谷口恭)

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