医療ニュース

2009年8月17日(月) 依然低調のはしかワクチン接種率

 はしか(麻疹)の罹患率がこんなに高い先進国は他にはない・・・
 なぜか日本人ははしかワクチンを打たない人が多い・・・

 これらは、このウェブサイトで何度も指摘してきたことです。はしかのワクチンがようやく2回接種となり、昨年度から5年間に限り、中1生と高3生が2回目接種の対象となっています。

 その2回目ワクチン接種率が厚生労働省のまとめで明らかとなりました。(報道は8月13日のキャリアブレイン)

 発表によりますと、中1生、高3生の昨年度(2008年度)の接種率はそれぞれ85.1%、77.3%で、国が目標としている「接種率95%以上」には届いていません。

 都道府県別にみると、中1で低いのは、福岡(75.7%)、東京(75.8%)、大阪(77.2%)、高3で低いのは、東京(60.7%)、神奈川(63.6%)、大阪(68.1%)、と大都市での接種率の低さが目立っています。

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 接種率がこれだけ低いことに対して厚生労働省は、「従来の定期接種の対象だった1歳児と小学校入学1年前の幼児と比較すると、親の干渉が効きにくく、本人の行動を縛りづらい」、と説明しています。

 であるならば、親に頼るのではなく子供自身に訴えかけるようにすればどうでしょう。中1よりも高3で接種率が低く、それが大都市圏で顕著なのですから、まずは都会に住む高校3年生にワクチンの重要性を訴えかけるような対策を試みるべきではないでしょうか。

(谷口恭)

参考:はやりの病気 第46回 はしかの予防接種率はなぜ低いのか
医療ニュース 2009年2月8日「大学入学前にはしか(麻疹)のワクチンを」

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