医療ニュース

2007年5月29日(火) 人口あたりの医師数、日本が最下位に?

 OECD(経済協力開発機構)が発表した2003年時点の人口あたりの医師数は、日本が加盟30か国中27位です。

 これが、2020年には最下位になるとの試算を日本福祉大学が発表し話題をよんでいます。

 同大学によりますと、2003年時点で日本より医師数の少ない3つの国、韓国、メキシコ、トルコは現在医師数が大きく伸びており、それぞれ、5.5%、3.2%、3.5%となっています。一方、日本は1.26%という少なさです。このまますすむと、2020年には日本はこれら3つの国に抜かれて最下位に転落するというわけです。

 今回の研究を発表した同大学の近藤教授は次のようにコメントしています。

 「政府は医療費を抑えるため、医師数を抑え続けてきたが、もう限界だ。少ない医師数でやれるというなら、根拠や戦略を示すべきだ」

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 私は、2003年1月に『偏差値40からの医学部再受験』という本を上梓し、そのなかで日本の医師は大幅に不足していることを指摘しましたが、当時厚生省のとっていた方針は「医師数の抑制」でした。

 今でさえ、日本の医療はすでに崩壊していると嘆く医療従事者は少なくありません。医学部定員の大幅な引き上げが早急に必要だと私は考えています。

参考:
メディカルエッセィ第25回 「日本の医師はこれだけ不足している!!」

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