医療ニュース

2009年10月26日(月) タイ産やせ薬で相次ぐ死

 「ホスピタルダイエット」、「MDクリニックダイエット」、などと呼ばれるタイ産のやせ薬をご存知でしょうか。

 これらは、健康被害の報告が相次いでいる大変危険なやせ薬です。今月だけで、これらのやせ薬で死亡した事故が2例報告されています。

 厚生労働省は10月9日、「ホスピタルダイエット」を飲んでいた東京都内の40代女性が昨年死亡していたことを発表しました。「ホスピタルダイエット」による死亡例は2005年6月に神奈川県でも報告されています。(報道は10月13日の共同通信)

 さらに10月23日、今度は東京都が気管支喘息で死亡した都内の女性が「MDクリニックダイエット」を服用していた可能性が強いことを発表しました。(報道は10月24日の日経新聞)

 東京都は、「ホスピタルダイエット」と「MDクリニックダイエット」に含まれる薬品が同じ種類であるとみて、服用の中止や医療機関への受診を呼びかけています。

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 「ホスピタルダイエット」は兵庫や広島などで健康被害の報告が相次ぎ、厚労省はホームページで注意喚起をしています。下記URLを参照ください。

http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/diet/jirei/030902-1.html

 このウェブサイトによりますと、これらのやせ薬には日本未認可のシブトラミンや服用には医師の処方せんが必要な甲状腺ホルモンなどが含まれています。

 実は太融寺町谷口医院にも、これらのやせ薬で動悸やめまい、吐き気がする、と言って受診される方がときどきおられます。

 輸入品のダイエット薬には、死亡例があるということはもっと注目されるべきでしょう。

(谷口恭)

参考:医療ニュース 
2007年3月23日「ダイエット用食品から未承認医薬品検出」
2007年6月11日「危険な輸入健康食品」
2008年12月15日「やせ薬「ソロスリム」で体調不良」

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