薄毛(AGA)・抜け毛を治そう

薄毛・抜け毛で悩んでいる人は少なくありませんが、その原因は様々です。男性の場合、最も多いのがAGAと呼ばれる、思春期以降に額の生え際や頭頂部の髪のどちらか一方(あるいは両方)から薄くなり進行するタイプの薄毛ですが、他にも甲状腺の障害や感染症などが原因になることもあり、まずは原因を明らかにしていくことが必要です。

女性の場合も、ホルモンの異常、甲状腺の機能障害、薬剤によるもの、ストレスによるものと、やはり原因は様々です。

太融寺町谷口医院では、まずは薄毛・抜け毛の原因を明らかにしていきます。視診と問診に加え、必要な検査をおこないます。そして、診断をつけ、患者さんごとに適切と思われる治療について説明いたします。

参考:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版

<処方例>
「フィナステリド錠」(プロペシア後発品)(1箱28錠) 5,000円(税込)(保険適用外)
「ザガーロ」(1箱30カプセル) 9,000円(税込)(保険適用外)(下記Q6も参照ください)

「デュタステリドカプセル」(後発品)(1箱30カプセル) 3,300円(税込)(保険適用外)

注1:保険適用外の薬を処方する場合、処方料として別途650円がかかります。
(例) 「デュタステリドカプセル」1箱+650円=3,950円
   
「デュタステリドカプセル」6箱+650円=20,450円

注2:インターネット等を使った個人輸入でのプロペシア(またはプロペシアの後発品)は、偽物をつかまされるリスクに加え危険性もあります。また成分にバラつきがあるとの報告もあり決して推薦できるものではありません。詳しくは厚生労働省の下記のサイトを参照ください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/kojinyunyu/index.html



AGA(男性型脱毛症)のQ&A


Q1 実際のところ効果のある薬はあるのですか

Q2 お金がいくらかかるか不安です・・・
Q3 プロペシア(フィナステリド)の副作用は
Q4 プロペシア(フィナステリド)はいつまで飲み続ければいいのですか
Q5 リアップ(ミノキシジル)の内服があるって聞いたんですが・・・
Q6 デュタステリドがフィナステリドよりもいいって聞いたんですが・・・




Q1  実際のところ効果のある薬はあるのですか 

A1 医学的な確証があり、ガイドラインで最も推薦されているのは、プロペシアとミノキシジル外用(リアップx5)です。特にプロペシアは内服半年後の患者満足度が9割と高い効果が期待できます。


Q2 お金がいくらかかるか不安です・・・

A2 相談だけなら診察代だけですから、まずは気軽に受診されることをすすめます。診察の結果、脱毛がAGAでない場合もありますからまずは診断をつけることが重要です。この場合保険適用になり3割負担で860円~1,010円です。フィナステリドの処方は自費診療になりますから医療機関によって異なります。当院の場合1箱(28日分)で5,000円です。内服を開始すると長期になり概算で、1年目の総額で7万数千円。2年目以降は1年あたり約6万数千円となります。


Q3  プロペシア(フィナステリド)の副作用は

A3  稀ですが肝機能障害を起こす人がいるので飲み始めて1ヶ月くらいした時点で血液検査が必要になります。それ以降の血液検査は特に必要ありません。一番多い副作用はリビドーの低下(性欲減退)で、太融寺町谷口医院(以下「谷口医院」)の患者さんで言えば5%程度に起こっています。ただし程度は軽度で、性に興味がなくなるよう人はこれまではいません。添付文書上はED(勃起力減退)も記されていますが、実際には谷口医院の患者さんではほとんど起こっていません。

製薬会社(MSD株式会社)が発行している添付文書には、「勃起機能不全」と「射精障害」について、「投与中止後も持続したとの報告がある」と記載されています。



Q4 プロペシア(フィナステリド)はいつまで飲み続ければいいのですか

A4 これはむつかしい問題です。プロペシアは飲んでいる間は発毛効果が期待できますが、中止すると再び脱毛が進行します。では一生飲み続けなければならないのか、という疑問がでてくると思います。谷口医院の患者さんは、「50代のうちは飲むつもり」とか「退職するまでは飲むつもり」と話される人が多いです。


Q5 リアップ(ミノキシジル)の内服があるって聞いたんですが・・・

A5 これはよく聞かれる質問です。リアップの一般名をミノキシジルといいます。海外ではミノキシジルの内服があり、それなりに効果は期待できるようです。しかし、副作用があまりにも多く、また軽症でない副作用も報告されています。リアップは「x5」でなく当初日本で発売となった1%のものでさえ(因果関係ははっきりと証明されていませんが)死亡例も報告されています。外用でさえそれほどの危険性があるのですから内服はよほどのことがない限り使用すべきではありません。実際、現時点では日本の製薬会社で扱うことを検討している会社はないようです。個人輸入であれば購入できるようですがその場合すべてのリスクを背負わなければなりませんから決しておすすめできるものではありません。


Q6 デュタステリドがフィナステリドよりもいいって聞いたんですが・・・

A6 デュタステリドは、フィナステリドと似たような薬であり、最近フィナステリドから変更する人が増えてきています。(フィナステリドは5αリダクターゼのⅡ型にのみ作用しますが、デュタステリドはⅠ型にもⅡ型にも作用します) 規模はそれほど大きくありませんが、デュタステリドとフィナステリドの比較対象研究でもデュタステリドの方が効果があったという結果がでていますし、フィナステリドが無効だった症例の8割でデュタステリドが効いたという報告もあります(下記「医療ニュース」参照)。

(参考):
医療ニュース2014年3月17日「AGAにはプロペシアよりアボルブが有効?」
医療ニュース2016年7月11日「ザガーロはプロペシアに取って代わるか」



参考:
はやりの病気第103回(2012年3月)「壮年型脱毛症(AGA)はどこまで改善するか」
はやりの病気第102回(2012年2月)「抜け毛・薄毛を再考する」
はやりの病気第41回(2007年1月)「薄毛・抜け毛は治せるか(前編)」
はやりの病気第42回(2007年2月)「薄毛・抜け毛は治せるか(後編)」
医療ニュース2013年5月13日「男性型脱毛症(AGA)は心筋梗塞のリスク」
医療ニュース2013年7月29日「頭頂部のAGA(男性型脱毛症)は前立腺ガンのリスクにも」




2020年6月20日更新
太融寺町谷口医院
院長 谷口恭

  • RSS配信
  • RSSヘルプ

新着情報

一覧を見る

2020/08/04

8月14日(金)の11時~13時15分の予約診察は再診の方のみ若干空きがございます。ご希望の方は電話(06-6364-4177)にて予約をお取りします。なお、16時半以降は予約制ではありません。