HIV検査(抗体・NAT)

HIV検査(抗原・抗体・NAT)

<PEP(曝露後予防)について>

最近、HIVのPEP(曝露後予防)についての問い合わせが急増しています。誤解も多いようなのでポイントをここで述べておきます。


感染したかもしれない時点から72時間以内抗HIV薬を開始、約1か月内服継続することで感染成立を防ぐ方法です。
日本では、保険適用がなく、費用も高価になるのでこの方法に頼るべきではありません。
「PEPがあるから危険な行為があっても安心」と考えている人がいますがこれは正しくありません。
当院でPEPを実施するのは以下の場合です。
①医療者の針刺し事故(ただし、当院は労災適用の医療機関ではありません)
②性被害
③その他、感染の可能性がありやむを得ない場合


<薬剤費>1日あたり10,000円(税込)(ツルバダ1錠/日+アイセントレス2錠/日)

(参考)国立エイズ治療・研究開発センターのPEPのページ

PrEP(曝露前予防)は海外では一般的になってきており、国によっては保険適用もありますが、日本では自費診療となります。

(参考)
毎日新聞「医療プレミア」実践!感染症講義 -命を救う5分の知識
「HIV感染、事前も事後も薬で防げるが…」

NPO法人GINAウェブサイト
「GINAと共に」第119回(2016年5月) PEP、PrEPは日本で普及するか



 <迅速検査> 

HIV、B型肝炎ウイルス、クラミジアなどを含むほとんどの性感染症(血液感染症)について、午前診察に受診されるか、または午後4時30分から5時59分までに受付を済まされれば、当日に結果をお伝えいたします。(午前診察は予約制ですのでご予約をお取りください。午後診察は予約制ではなく、受付順となります。)

午後6時以降に受付をされた場合は翌日以降に結果をお伝えいたします。


 検査にかかる費用はこちら 》》》



◆HIVの検査
◆HIV検査に関するQ&A
◆HIV陽性が判ったとき
◆HIV以外の性感染症について



◆HIVの検査

注意:いずれの検査の場合も検査代以外に診察代が必要になります。

検査結果については必ず診察室でお伝えすることになります。 HIV陽性 の場合、 説明には充分な時間 をとっていますが、それでも受け止められずにかなり動揺される方もおられます。このような大切な検査結果を電話やメールなどでお伝えできないことは予めご承知置きください。


①第四世代HIV(抗原+抗体)(IC法)
・17時59分までに受付を済まされれば同日に結果をお伝えすることができます。(午前の診察は予約が必要になります) 18時以降に受付された場合は翌日に結果を聞きに来て頂くことになります。

・HIVの1型、2型とも判ります。
・料金は3,980円です。
・この検査で正確な結果を得るにはリスクのあった時点から3~4週間が経過している必要があります。

②NAT(PCR)
・NATとはHIVを直接感知する検査法で、リスクがあった時点から14日以降経過していれば正確な結果を得ることができます。

・結果が出るまでに9日程度かかります。
・検査代金は15,000円です。



★HIV検査に関するQ&A
次の質問に対するQ&Aを、NPO法人GINA(ジーナ)のウェブサイトに掲載しています。ご参照ください。

Q1 どんな人が検査を受けるべきでしょうか。
Q2 検査はHIVだけでいいの?
Q3 ゲイであれば必ず検査を受けるべきですか
Q4 風俗嬢は必ず検査を受けるべきですか
Q5 感染してから3ヶ月経たないと検査できないって聞いたんですが・・・
Q6 即日検査はどこで受けられますか
Q7 彼氏(彼女)と一緒に行くべきですか
Q8 もしも自分が(あるいは相手が)HIV陽性だと言われたらどうすればいいですか


★HIV陽性が判ったとき
・精密検査およびブロック拠点病院の紹介
体内に存在するHIV(ウイルス)量や、HIVの増殖の場所となるリンパ球(CD4)の数を中心に血液検査を行います。この追加検査の費用はおよそ6,000円です。特に、早い受診が必要でない場合は、数日後に血液検査の結果が出る頃、再度当院に来院していただき、この時に、ご希望のエイズ拠点病院に紹介させていただきます。

HIV陽性であることが判れば、一度はエイズ拠点病院を受診してもらう必要がありますが、その後の定期的な検査は当院でおこなうことも可能です。また、患者さんによっては、HIVの定期受診をエイズ拠点病院でおこない、風邪、腹痛、湿疹などのプライマリケアで当院を利用されている人もいます。


尚、HIV陽性であることが判れば、電話相談も利用されることをおすすめいたします。下記の2つがおすすめです。

・NPO法人CHARMの運営するHIV陽性の人のためのサポートプログラム(http://www.charmjapan.com/hiv
・HIV陽性の人とパートナー・家族のための電話相談HIVサポートライン関西(http://www.charmjapan.com/hiv-supportline


◆HIV以外の性感染症についてはこちらから